2023年4月5日(水)

タマイヒーリング 側弯症のコラム

           

側弯症は整体で治る?原因と対処法をご説明

側湾症で悩まれ、施術を受けに来られる方々が多数おられます。
健康診断で「側弯症ぎみ」と言われました。どうすれば真っ直ぐになりますか?
そのままにしておいても大丈夫ですか?
手術が必要ですか?
とご質問いただきます。

ほとんどの方が女性の10代から20代の方で、とくに細身の方が多い傾向にあります。

側湾症とは?

側弯症とは、背骨の脊柱が左右どちらかに湾曲している状態のことを言います。
見た目で判断する場合、後ろから見て、肩が左右どちらか高さが違う、肩甲骨がどちらかに突起している、背中の左右どちらかに肩甲骨から腰まで隆起している、骨盤が左右どちらか高さが違う、などがあります。

特に女性に多く、若い頃から発症し、進行するという特徴があります。

側弯症

側湾症の原因は?

側弯症の原因を、ケース別に分けてご紹介いたします。
約7割近くのケースが、原因不明の側弯症、特発性側弯症です。
先天性や神経の異常を症候性側弯症といいます。

特発性側弯症の”原因不明”というのは、
いわゆる成長期の時に左右の肩や背中、腰に負荷がかかり歪みが生じることが影響していると考えられます。

若い頃からの運動や机に座っての勉強や仕事などで、自然に姿勢が片方に傾きだんだんと筋肉が硬くなり骨まで変形・突起してしまうのです。

原因不明と判断される事が多いので判断は難しいです。
先天性側弯症は生まれ持った症状で、脊柱や神経に異常がおこり弯曲していきます。

歪む原因は骨ではなく筋肉なのです。
筋肉に問題が起こり側湾症を引き起こします。

そこから背骨や骨盤が歪み、立った状態や座った状態でも、左右どちらかに大きく歪んだ状態になり、痛みを伴うこともあります。
筋肉は水との関係がとても深く、水の貯水地と言われるほど水を吸収します。

その筋肉に水が足りなく、いつも乾いた状態であれば筋肉はどうなるでしょう?
側弯症

水が足りないと筋肉はだんだん硬くなり、同じ方向に負荷がかかると、その負荷のかかった筋肉がより硬くなってしまいます。
例えば、仕事で長時間座っての作業の時に足を組んだり、自然に左右どちらかの腰や背中に負担をかけた姿勢のままでいる状態などです。

寝方もそうです。
横向き寝るだけでも睡眠中は自然に筋肉は硬くなりますので、寝る前に水を摂って寝るというのも予防の一つです。
もちろん歩き方や立ち方も、自然と楽な方向に、知らないうちに左右どちらかに負荷をかけがちです。

筋肉は水の貯水地と言ったように、筋肉は水を必要としますし人間の身体の7割は水分で成り立っています。


側弯症をそのままにしておくと…

側弯症は早めの治療や対策が必要です。
年齢を重ねるほど改善が難しく、時間がかかるようになります。

>>大人の側弯症について

側弯症を放置しておくと背部や腰部など痛みが生じ、悪化すると心肺機能も低下する恐れがあります。

もし10代や20代前半で側弯症に気付いたら、
整形外科や整骨院、側弯症の施術を対象にしている整体院に相談しましょう。

側弯症

特発性側弯症の場合は、姿勢や筋肉量などによる場合があるので姿勢改善と筋肉の質の改善です。
筋肉は元々水分の貯水地と言われるほど、水を溜める事ができます。

水分量が足りず筋肉の繊維が硬くなると、傾いた姿勢などで骨を突起させ側弯症になってしまいます。

筋肉の繊維を水で潤し柔らかくすためには、こまめな水分補強が必要です。
1日1、5リットル以上の水分(主に水、アルコールやコーヒー等は除外)を摂取して代謝を良くするために汗をかきましょう。

側弯症

側弯症は治せる?対処法・治療法とは

側弯症の施術には年齢がとても大事です。
10代や20代前半で周囲からの指摘やご自身で気づかれたら早めの治療をお勧めします。

まずは私生活や何歳からの症状なのかを確認し原因を把握します。
肩甲骨周りからなのか、背部からなのか、骨盤からなのか、によって施術が変わってきます。

もし側湾症だと思った場合、または判断された場合の対処ですが、
軽度から中度、重度によってちがってきます。
パッと見たときの見た目はそこまで歪みが分からないものの、健康診断などで指摘された場合には軽度と言っていいでしょう。


側弯症

軽度であれば、今からでも水分(主に水)を1日1、5リットル以上摂取して、背筋を伸ばすストレッチやトレーニングをすることと、左右どちらに負担がかかっているのかご自身で把握して、座り方や立ち方や寝方などの日常生活に気をつけることで改善することもあります。
中度から重度は、人からの指摘やご自身で見た場合歪みがあると判断できる場合です。
もちろん軽度と同様に、水分を1、5リットル以上摂取することは重要ですが、日常生活を改善してストレッチを毎日行っても、ご自身では解決することは難しいかもしれません。

では整体院や整骨院で治りますか?というご質問もあるのでご説明いたします。

お一人お一人の症状の進行度合いにもよりますが、筋肉と水の関係の理解と日常生活でなぜ側湾症になったのかの把握と背伸びやストレッチを先に行い、毎日1、5リットル以上の水を摂取し1ヶ月以上継続して施術を行うことで、効果が見られ、改善される確率は上がってきます。

水と筋肉のコラムでもご説明しておりますので参考にしてみて下さい。



タマイヒーリング自由が丘では側湾症に特化した専門コースがございます。
今現在も沢山の方が通い、もちろん皆様ご納得され、2度となりたくないためメンテナンスで来られる方がほとんどです。
側湾症でお困りの方は東京はもちろん関東や関東以外の地方からも多く通われております。
側湾症でお悩みの方は一度お試しください。


施術風景

施術風景
施術風景
施術風景


側弯症に関するよくあるご質問

Q.腰を反らすとお尻や足が痛みしびれがあります。何が原因でしょうか?

A.運動不足や長時間同じ体制で作業をするなど原因は様々ですが、筋肉の血流やリンパの流れが悪くなり、硬くなった筋肉で神経が圧迫されている状態です。
放置するとひどくなる可能性があるのでお早めにご相談ください。

Q.側弯症で病院に通院しましたが全くよくならず、整体で改善できますか?

A.全身のバランスを整え、頭から足までの骨や関節を調整することで改善できます。
当院にも主に小学生から高校生、20代のお客様が側弯症の症状で多くご来院されています。