2023年3月28日(火)

タマイヒーリング 坐骨神経痛のコラム 腰痛のコラム

           

【坐骨神経痛】寝れないほど痛い!つらい痛みの対処法とは

日本の成人の男女の方で多い症状は腰痛です。
その中でも片方の足が痺れる!股関節が痛いなどと出る痛みは「坐骨神経痛」です。

歩くと痛い!座ってても痛い!とよくお声があります。
先日も坐骨神経で寝れない!と言う方が、どうにかしてほしいと施術を受けにいらっしゃいました。
今からゆっくり寝て疲れを取りたいのに、坐骨神経痛でピリピリ痛みが出ると眠くても寝付けないですよね。

痛みを和らげる寝方について

寝方で気を付けることはありますか?と聞かれます。

坐骨神経はどちらか片方に痛みが出ます。特に腰椎に関する筋肉が坐骨神経を圧迫して痛みを誘発させます。
痛い側を下にして横向きで寝ると痛みが酷くなりますか?と質問されますが、逆に痛くない側を上にして寝ると股関節に痛みが出たり圧迫が強くなると言うケースもあります。

逆に痛みがある側を下にして横向きで寝ると意外と痛みが出ないとも言われています。

痛みがある側が全て下にくることで引っ張りが少なく、痛みがある方が上だと足の筋が上から下に落ちることで痛みが出たり股関節周りも痛みが出ることがあるのです。

やり方としては、痛い側を下に横向きに寝て、なるべく足を曲げて膝と膝の両足を重ねる事で身体が固定して全体に引っ張られ感が出てきません。

また仰向けでないと寝れないという方の寝方ですが、
仰向けに寝た場合どうしても痛い側の臀部や腰椎が接地箇所となってしまうので重みがかかり、膝裏や足の側面や股関節まで痛くなる場合があります。

その接地部分をカバーするまたは接地させにくいようにする事で痛みを軽減できます。
やり方は両膝を少しだけ曲げてその両膝の下に柔らかいクッションか柔らかいタオルを巻いて膝下に入れます。
軽い症状の人はそれだけでも軽減されます。

それでも痛みがある方は、柔らかいタオルなどを痛い側の臀部の下に敷きましょう。
硬い接地面より筋肉や骨を吸収してくれて痛みも軽減されます。


坐骨神経痛のとき気を付けるべき姿勢について

坐骨神経痛において楽な姿勢は神経に圧迫しないようにするということですが、
大切なのは、座って作業する時も立って作業する時も身体を前に丸くならないようにすることです。

座っている時にお尻の下に軽いクッションのようなものを敷いて
足の位置を上げ背中が自然に伸びるようにします。
何度かクッションを試して背中が伸びるか確認しましょう。

立っている時、どうしてもお腹の筋肉や腰が下がり気味になるので背中が丸くなってしまいがちです。
立っている時は肩を軽く引き頭の位置、目線を気持ち上げましょう。
腰は後ろに引かないで太ももが少し張った感じで立ちましょう。

立ち作業で重い物を持つ、その時に腰が下がり足を大きく曲げての作業が続くと、坐骨神経痛の原因にもなります。
座って長時間背中が丸くなって猫背のような姿勢で作業をすると、腰に重みがかかり筋肉が圧迫されて坐骨神経痛になってしまう恐れがあります。

寝る時には腰に直接負担がかからないよう仰向けであれば膝の下にクッションを置く、または痛い臀部に柔らかくて弾力があるブランケットなどを敷くなどして対策しましょう。


筋肉のほぐし方

上記では寝方や対処法について述べましたが、寝るまでの間に痛みを軽減する方法についても説明します。
まずは筋肉を柔らかくする方法ですが、作業や同じ体制や水分摂取の少なさで筋肉が硬くなっている場合が多くあります。

お風呂に入る前に多めのお水を摂っていただき
しっかり汗が出るまで湯船に浸かってください。
湯船の中では腰や背中の硬い部分をほぐしても大丈夫です。

お風呂から出ても多めのお水を摂り、痛い側の腰や背中は硬くなっていますから背伸びをしたり屈伸をしたりしてほぐしましょう。
寝る前には股関節周りを軽く手でほぐして痛い側の膝裏もほぐしましょう。

寝具の選び方

マットレスや敷布団などの寝具の選び方も重要です。
寝具が硬すぎても柔らかすぎても筋肉には良い状況とは言えません。

例えば、柔らかすぎるマットレスの場合、身体が沈み込み腰が反ってしまったり、身体を沈ませないようとして腰に無理な負担がかかったりします。
反対に硬すぎるマットレスの場合、腰と頭部で身体を支えているような状態になるため、こちらも腰に無理な負担をかけてしまうことになります。

また敷き布団の場合、マットレスに比べて柔らかすぎたりへたりやすかったりするので、敷き布団をお使いの方はさらに注意が必要です。
柔らかすぎると身体を支えきれず腰や背中に負担がかかり、一方で硬すぎると尾てい骨や背中に過度の圧迫がかかるため、どちらも腰痛の原因となる可能性があるのです。

寝具を選ぶときは、身体を寝具に預けたときに沈み込み過ぎず、体圧をうまく分散できているかどうかをチェックしましょう。


皆さんも坐骨神経痛になった時の寝方やほぐし方、寝具選びなど参考にしていただければと思います。
タマイヒーリング自由が丘は、坐骨神経専用の施術のある整体院です。
寝れないまでの痛みが出る前に一度お越しください。
施術後のケアや日常生活でのアドバイスなど坐骨神経痛に関することを全てお伝えいたします。