2023年1月19日(木)

タマイヒーリング 顎関節症のコラム

           

【顎関節症】やってはいけないことはある?気を付けるべきポイントをご説明

顎関節症

顎関節症は、顎関節に痛みや違和感、音が出るなど、さまざまな症状を引き起こす疾患です。
原因はさまざまですが、筋肉の緊張や顎関節の歪みなどが主な要因と考えられています。

顎関節症の予防や改善のためには、普段の生活で気を付けるべきことがあります。
ここでは、顎関節症のやってはいけないことについて詳しく解説します。

タマイヒーリング自由が丘にご来店される方で顎関節症にお悩みの方から、
普段やってはいけないことはありますか?とご質問いただくことがあります。

やってはいけない事、普段の生活で気をつける必要のある事があります。

日常生活でやってはいけないこと

片側だけで噛む、歯ぎしり、食いしばりをする

顎関節症の原因のひとつは、筋肉の緊張です。片側だけで噛む、歯ぎしり、食いしばりは、顎関節周りの筋肉に負担をかけ、緊張を高める原因になります。

パソコンやスマホを長時間使用する

同じ姿勢で長時間パソコンやスマホを使用すると、肩や首の筋肉が緊張し、顎関節周りの筋肉にも影響を与えます。

うつ伏せで寝る

うつ伏せで寝ると、顎関節に負担がかかり、音が出たり、痛みを感じたりすることがあります。

あくびや咳をするときに、下あごを突き出す

あくびや咳をするときに、下あごを突き出すと、顎関節に負担がかかります。

硬い食べ物を食べる

硬い食べ物を食べると、顎関節に負担がかかり、痛みや違和感を感じたりすることがあります。

これらの行為は、顎関節症の症状を悪化させたり、新たな症状を引き起こしたりする可能性があります。
ただ、やっていけないといっても、癖づいてしまっている習慣はなかなか抜けないものです。

改善・予防するためにできること

冒頭に挙げた「やってはいけないこと」は全て、”筋肉の硬さを片方に偏らせない”という事です。

姿勢が悪く筋肉の硬さが偏ると、顎関節にも影響してきます。
顎関節は頭蓋骨の影響を受けて一緒に動きます。
さらに頭蓋骨は、首や肩や背中の筋肉に影響を受けるので、片方の筋肉が固くなると頭蓋骨と連動して顎関節が動いて固まり、顔の歪みや口の歪みが生じます。

どうすれば顎関節症の予防になるかというと、上記に挙げたことを気をつけるというのももちろんですが、
それ以前に、筋肉が硬くなるのは筋肉の緊張によるものなので、自律神経のバランスが悪くならないように気をつけることが大切です。

自律神経のバランスを整えるためにはストレス軽減はもちろんですが、その他沢山注意するポイントがあります。
その中でも、お水を摂取する事と発汗する事はとても重要です。

顎関節症施術風景
顎関節症施術風景
 

なぜ顎関節症に?顔の歪みとの関係

顎関節症になる方はいろんな条件が加わって症状が悪化する場合があります。

その1番の理由は身体の姿勢です。
姿勢といってもいろんな状態がありますが、仕事の姿勢や座り方、立ち方、寝方などから血行不良になり、筋肉が硬くなります。
中でも特に、肩まわりや首まわりの筋肉に負担がかかり硬くなると、顎周りの筋肉にも大きく影響します。

顎関節症は、顔の左右差や歪みの原因にも関係しています。

片方の肩周り、首周りの筋肉が硬くなる事で左右どちらかの筋肉が顎関節に影響し、顎関節症の症状になります。
その影響で片方だけ筋肉が硬くなります。
筋肉の強張りが顔の顎周辺に表れて、顔の歪みの原因にもなります。

顎関節症施術風景
顎関節症施術風景

顎関節症の治療について

顎関節症の治療には、大きく分けて以下の3つの方法があります。

保存療法

保存療法は、薬やマッサージ、ストレッチなどの方法で、症状を改善する治療法です。

外科治療

外科治療は、顎関節の構造や位置を矯正する治療法です。

歯科治療

歯科治療は、歯ぎしりや食いしばりによって歯が摩耗している場合に、マウスピースなどで歯を保護する治療法です。
歯ぎしりや食いしばりが原因の顎関節症には、マウスピースを装着することで、歯が接触するのを防ぎ、顎関節への負担を軽減します。

治し方のポイント

ズバリ!
身体全体の左右差のコリや歪みを取り除くことです。

顎関節症から顔の歪みの原因は左右差の身体の歪みからきて顎関節周りの筋肉を硬くしているので、
根本である身体の左右差の硬さを柔らかくしていきます。
それと同時に顔の顎関節周りの筋肉を柔かくし、顎の関節を整体の施術で調整していきます。

身体の歪みや左右差の硬さがさほどない方で顔の歪みも少しだけと言う方は、顎周りと首周りをほぐして改善するケースもありますので、
その場合、治療をしなくても家や仕事の合間にご自分でほぐす事で、それほど気にならなくなる可能性もあります。

顎の痛みがひどい方や歪みがひどいという方は、しっかりと治療を受けることをおすすめします。
タマイヒーリングの顎関節症の施術では、お水の摂取の仕方を含めて普段からできるケアをお教えします。
各自で筋肉の緊張を抑える、更にそこから姿勢に気をつけるためのストレッチ・マッサージの方法など、顎関節症の施術を行ってから自律神経を整えるケアをお伝えします。

顎関節症施術風景
顎関節症施術風景

タマイヒーリング自由が丘整体院の強み

タマイヒーリング自由が丘の顎関節症の施術は歯科院からの紹介で来店される方もいらっしゃいます。

顎関節症の専門施術がある事で、原因を把握して顎関節だけではない身体のバランスを診ていきます。
口の上下のバランスと噛み合わせ、顎関節の位置を確認しながら施術を行います。
少しでも顎関節に違和感や、硬いと思ったら放置せず早めに施術をすることが大事です。
普段の生活で歯ぎしりをすることでバランスを失うので、歯医者でチェックしてもらうことも大事ですが、
運動不足や身体の歪みも原因ですので、こまめに水分を補給して身体の歪みがないよう片方に偏らないように気をつけましょう。

 

施術風景

顎関節症施術風景
顎関節症施術風景
顎関節症施術風景
顎関節症施術風景
 

顎関節症に関するよくあるご質問

Q.片方の顎関節が痛くなります。原因はありますか?

顎関節症を発症させてしまうのは首や肩の筋肉の硬さやコリから顎関節周りの筋肉に影響するので片方の首肩周りの筋肉の硬さをご確認ください。

Q.口を開けると痛くはありませんが音がします。大丈夫でしょうか?

音がするのは顎関節が上手に組み合っていないと音がなります。そのままにしておくと筋肉が張って痛くなる場合もございますので一度ご相談くださいませ。

Q.普段から気をつけることはありますか?

顎関節症になりやすいのは筋肉の硬さです。肩こりや首の張りに気をつけて片方だけで食べないなど生活習慣を見直しましょう。